デリケートゾーンの洗い方は、恥ずかしくて友達や親と話すことがないので、どうしても我流になりがちです。
正しい洗い方をしているのどうか分からず、何となく洗っている人も多いでしょう。
我流の洗い方が正しくできていて、臭いや炎症などがなければ大丈夫です。
しかし、次のような症状がある人は、一度洗い方を見直してみましょう。
- おりものが多い
- おりものに色ついている、臭いがする
- ムレが気になる
- 下着を下ろしたとき臭いがする
- デリケートゾーンをしっかり洗った経験がない
- 常にかゆみや違和感がある
- 正しい洗い方が分からない
- 彼氏に「臭い」と言われてしまった
こんな状態であれば、ぜひここでデリケートゾーンの洗い方をチェックしてみましょう。
正しい洗い方と、100人の女性たちに実施した洗い方に関するアンケートも一緒にご紹介します。
周囲の人に気軽に相談できる内容ではないので、他の女性がどうしているのか分かるのは安心ですよね。
デリケートゾーンのケアは、女子力の高い人たちのトレンドになりつつあります。
海外では、エチケットとしてハイジニーナ(VIO脱毛)が一般的ですし、日本でも脱毛と一緒に膣ケアに気を使う女性が増えています。
このトレンドに乗り遅れないように、あなたもデリケートゾーンのケア方法を知って、今日から始めてみましょう。
デリケートゾーンは何で洗えばいい?
まずアンケートで女性100人に「何で洗っているか?」を聞いてみました。
デリケートゾーンは何で洗う? 【女性100人にアンケート】 |
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ボディソープ | 57人 |
固形石鹸 | 21人 |
お湯のみ | 12人 |
デリケートゾーン用の石鹸 | 10人 |
普段使いのボディソープや固形石鹸で、身体を洗うついでにアソコを洗っている女性が多いですね。当然と言えば当然の結果かと思います。
普段使いのボディーソープや固形石鹸で、アソコの臭いが特に気にならないのであれば、そのまま使い続けて問題ないかと思います。ただし、ボディ用は洗浄力が高くデリケートゾーンには刺激が強いこともあるので覚えておきましょう。
次に多い「お湯のみで洗っている」という女性は、炎症やかゆみがなければそのままの方法で大丈夫です。
しかし生理前後や体調次第で臭いが出てしまうことがあるので、表面だけでもソープを使って洗うのをオススメします。
自分の臭いには気付きにくいので、自覚症状がなくてもケアをしておきましょう。
ボディ用のソープや石鹸では刺激があるように感じる場合は、デリケートゾーン用の石鹸を使うと安心です。
低刺激なので、敏感な人でもデイリー使いできます。
どうやって洗うのがいい?
デリケートゾーンは手で洗うのがベストです。
アンケートでも、約80%の女性は手で洗っています。
デリケートゾーンはどうやって洗う? 【女性100人にアンケート】 |
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手 | 78人 |
ボディタオル | 16人 |
スポンジ | 6人 |
ネイルなどで爪を伸ばしているなら、陰部を傷つけないよう注意しましょう。
ボディタオルやスポンジで洗うという女性もいますが、デリケートゾーンに傷をつけてしまう可能性があります。
膣は入り組んでいるので、表面だけゴシゴシ洗っても、肝心の溝の部分を洗えずトラブルになることも考えられます。
ソープを使って手で優しく洗ったら、ソープが残らないようぬるめのお湯でしっかり洗い流してくださいね。
アソコはどのぐらい洗えばいい?
アソコを洗っている時間を意識したことはないかもしれませんが、あまりに短すぎると恥垢(俗にいうマンカス)を落とせていないかもしれませんし、ダラダラと洗っていると炎症を起こす危険があります。
女性100人のアンケートは、以下のようになりました。
デリケートゾーンはどのくらい洗ってる? 【女性100人にアンケート】 |
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5秒ぐらい(ちゃちゃっと) | 36人 |
10秒以上 | 31人 |
15秒以上 | 8人 |
20秒以上 | 9人 |
30秒以上 | 13人 |
1分以上 | 3人 |
5秒~10秒ぐらいでちゃちゃっと済ませている方が多いようです。
もちろん、それで臭いがなければ問題ありませんが、産婦人科で働く友人曰く、汚れが原因で陰部に臭いやかゆみが出て診察に来る人も多いそうです。
実際にアンケートで「ヒダの間もしっかり洗ってる?」と聞いてみたら、以下のような結果になりました。
- 洗ってる・・・26人
- 雑だけど洗ってる・・・50人
- 気にしたことない・・・24人
汚れが残っていては臭うのは当然です。
気にしたことないという方は汚れが溜まりやすい部分を意識して洗うと良いでしょう。
しかし、汚れを気にするあまり丁寧に洗いすぎるのもNGです。
なぜなら、デリケートゾーンを清潔に保ってくれる良い菌まで洗い流してしまう恐れがあるからです。
この自分でキレイになる力(膣の自浄作用)が弱っていると、カンジダ膣炎や細菌性膣炎などのトラブルを引き起こしてしまいます。
普段から時間を掛けて洗っている人は、徐々に洗う時間を短くしてみましょう。
膣の奥まで洗った方がいい?
デリケートゾーンをキレイにしたくて、膣の中まで指を洗っている人はすぐに辞めましょう。
先ほども言った通り、膣内の必要な菌まで洗い流してしまうので、炎症を起こしたり逆に臭いの原因になることがあります。
アンケートでも、60%程度の女性は「洗っていない」と回答しており、次いで「入口付近だけ」と回答している女性が約30%でした。
膣内まで洗ってる? 【女性100人にアンケート】 |
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洗っていない | 56人 |
入口付近だけ | 32人 |
生理のときだけ | 7人 |
洗ってる | 5人 |
多くの女性は膣の中まで洗っていないので、あなたがもし洗っているのであれば、今日から控えてくださいね。
また、生理のときはしっかり洗いたい気持ちになるかもしれませんが、洗いすぎると膣トラブルの原因になります。
生理中や前後は、特に肌がデリケートになっているので、洗いすぎにはじゅうぶん気を付けましょう!
「痒い」「痛い」ときは自己流で洗わない
デリケートゾーンに痒みや痛みが出たときは、自分でゴシゴシ洗いたくなりますが、自己流で洗うと余計炎症がひどくなることがあります。
悪化してから婦人科に行っても、完治まで時間がかかってしまうので、違和感があればすぐに受診して、原因を突き止め適切な処置をしましょう。
もし性病などの心配があれば、特に早めの受診をオススメします。
病気の場合は、自然治癒することはほぼありません。
いつまでも放っておくと悪化したり、パートナーにうつったりする危険があるので、恥ずかしがらずにすぐ婦人科を受診してくださいね。
正しい洗い方でデリケートゾーンは常にキレイに!
ほとんどの女性は、自然と正しい洗い方を身に付けていると思いますが、もし違うことをしていた項目があれば、今日から変えてみてください。
女性の中には、まったく洗わないという人もいますが、ティッシュのカスや垢が溜まってしまい臭いの原因になるので、洗いすぎない程度にキレイを保つ努力をしましょう。
もしデリケートゾーンの臭いが気になる場合は、正しい洗い方と一緒にアンダーヘアの処理も考えてみましょう。
臭いの原因がムレやアンダーヘアへの汚れの付着がもしれません。
いつでも脱げるいい女になれるよう、常にキレイなデリケートゾーンを目指しましょう!
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臭いのか臭くないのか 分からない |
40人 |
ちょっと臭いかも | 38人 |
臭くないと思う | 12人 |
臭いかも | 10人 |
「臭くない」と自信を持って答えた女性は1割程度しかいませんでした。半数近くは「ちょっとでも臭い」と感じているようです。
また「分からない」と回答した方が一番多く、いかに自分のニオイが自覚しづらいかが分かります。自分は平気だと思っていてもパートナーから臭い思われているかもしれません。
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デリケートゾーンの臭いケアはしたことある? 調査方法:インターネット調査 |
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ある | 48人 |
ない | 52人 |
半々という結果に。
2人にひとりはアソコの臭いケアをする時代になってきているようです。
では、具体的にどんなケアをしているのでしょうか?
- デリケートゾーン用のウェットティッシュを使用しています。
- 専用の洗剤で洗った。
痒みが出た時は婦人科を受診した。 - 普段使っているボディソープから、優しく洗える低刺激の石鹸に変えました。
- デリケートゾーン専用の石鹸を使ったとこがあります。
インターネットで購入しました。 - 自己ケアとしてはきれいにお風呂に入ったときに洗ったり、トイレの度にビデを使ったりパンティーライナーをマメに変えたりする。
それでも無理な場合は病院に行ったこともありました。 - ブラジリアンワックスでVIO脱毛した。
デリケートゾーン用せっけんを使うようにした。
保湿をしてお手入れをするようにした。 - アソコのにおいに効果があるという、ソープを使ってみました。
- 臭いを抑えるスプレーを使った。
一番多かったケアの方法は「デリケートゾーン専用の石鹸やスプレー」を使ったものでした。
そして、なかにはビデの多様など間違った方法でケアしている方も見受けられました。
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